卒業式は袴!なぜ女子学生が袴を履くようになったのか?♪

春よ来い♪

みなさま、こんにちは。

 

街中のお店屋さんは春色のお洋服が増えてきましたね!

パステル調の明るい色味を見ると春が待ち遠しくなる私です。

 

 

 

そして春といえば、卒業式シーズンがやってきます!

卒業を迎えるお嬢さま方、卒業式の衣装は決められましたか?

 

袴、振袖、スーツ、ドレス・・・

特に取り決めがないと言われていますが、袴を選ぶ方が圧倒的に多いですよね。

 

 

私も大学の卒業式には袴でした。

『はいからさんが通る』に憧れて矢絣柄でブーツを合わせました。

初めての袴は、人生の中でも思い出深い衣装の一つです◡̈*✧

画像元:劇場版 はいからさんが通る

 

 

そんな卒業式で人気の袴・・・

なぜ女子学生は卒業式に袴なのか。

知ってますか?

 

今回は、袴の原点、卒業式で着用する理由を調べてみました!

 

 

 

 

〜袴の歴史〜

女子学生の袴姿が始まったのは明治の中頃。

畳に座る生活と比較し、椅子に座る機会が増えてきた時代です。

女性も歩きやすい衣服が求められ、必然的に『袴』を履くようになったそうです。

 

この時代、女性の社会進出は学校という場にも広がります。

教室の机と椅子、立ち上がり座る生活により裾の乱れを気にするようになったため、文部省が女生徒、女教師の袴着用を認めました。

 

しかし、当時は男性用の袴を履いていたそうです。

その姿は「醜くあらあらしい」と、世間の批判を浴び、すぐに男袴の着用は廃止されます。

 

数年後、袴復活に明治の教育者である『下田歌子』という女性が立ち上がります。

せっかく女性が社会に出て行ったのに、ここで逆戻りしてはいけないと、女性のための袴作りに挑んだそうです。

 

歌子さんは、宮内省で皇后に仕えていた経験を生かし、女学生のための「海老茶袴」を考案します。

宮中の袴を参考に、プリーツを入れてスカート状にし、より動きやすくしたデザインです。

この袴は人々の支持を集め、全国へと広まっていきました。

 

そして、女性の袴は昭和の初め頃まで続きます。

昭和に入ってからは洋装が浸透し、女子学生の制服はセーラー服へと変わっていきました。

(NHK 鑑賞マニュアル 美の壷「卒業式の着物」より)

 

 

 

 

 

今、卒業式で定番となった袴!

学生の旅立ちの舞台である卒業式で、女子学生に袴が受け継がれているのは、こうした学業との結びつきがあったからなんですね。

 

そして、一人の女性が世の中の女性たちの為に立ち上がってくれたおかげだったなんて・・・。

学生時代に知っておきたかったです。

きっと袴姿での卒業式は、身・心共に引き締まり方が変わったに違いない。

 

 

そんな女性の社会進出という大きな時代を切り開いた袴に、HanaMaryの髪飾りをぜひ合わせていただきたいです。

 

 

2019年新作も袴にぴったりなデザインがたくさん登場してます!

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